私たちは、病気や障がいをもつ子どもの兄弟姉妹であるきょうだい児が「自分の時間を我慢し、孤独感を抱きやすい」という課題の解決に取り組んでいます。この課題の要因は
・病気や障がいをもつ子どもやその家族を支える社会的支援の不足・子どもの病気や障がいに対する社会認識の不足
上記のような社会的要因が大きく影響しているため、子どもは悩みや不安を抱え込みやすく、精神的に不安定になりやすい状況があります。
きょうだい児の割合:50人に1人きょうだい児は、18歳未満の子ども50人の中に少なくとも1人、日本全体でみると約43.3万人いると言われています。
親が障害のある兄弟姉妹のケアに忙しく、孤独感を抱きやすい
発作や命の危険を間近で見て、無意識かつ無自覚にストレスをため込んでいる
「えらい子」「できる子」を期待され、必要以上に使命感を背負っている
自分よりケアを優先する生活を余儀なくされる。ヤングケアラーとなる場合もある
障害者やその家族に対する世間の偏見に悩まされる
進路・結婚・出産を考えるうえで障壁となることがある
「生涯にわたり、兄弟姉妹の面倒を見なければならない」というプレッシャーがある
私たちariは、きょうだい児が安心してありのままに過ごせる社会の実現を目指します。そのために、きょうだい児が自身の楽しい感情や不安な感情、ありのままの言葉を話したいときに話せる環境作りに取り組みます。
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